Datorama Integration With Tableauが利用可能になりました。
マーケティングデータの統合と整理・深い探索分析という強力な組み合わせにより、絶えず変化し拡大するデータから最大の価値を引き出すことができるようになります。
マーケティング分析の仕組みは、データドリブンのマーケティングの推進に不可欠なものです。第6版マーケティング最新事情では、43%のマーケティング担当者が来年中にマーケティング分析/測定ツールの利用を増やす予定です。
現在、市場環境と消費者の考え方は急速に変化し続けています。そのような環境の中で、データを活用することで顧客とビジネス成果に対して、何がインパクトを与えるかを理解しつつ、長期および短期の施策を実行する必要があります。
さらに、マーケティングデータを様々な企業活動に繋げて活用することは、戦略的な差別化要素にもなります。マーケティングとその他の企業活動を関連づけたインサイトを得るためには、さまざまな部門のデータにマーケティングデータを接続して統一・整理された状態にする必要があり、今まではその作業が大きな課題でした。
Datoramaを使用することで、すべてのマーケティングデータを一元化して統合できます。さらに、DatoramaとTableauの統合により、企業全体での分析へと拡張できます。ビジネスユニット・地域・チーム全体において、重要なデータポイントを共有できるため、マーケティング施策と売上、製品、サービスとの関係をすばやく理解することができます。
DatoramaとTableauの力が一つになることで、マーケティングに関わる様々な部門で、次の3つの価値を享受することができます。
- 信頼できる一元化された情報源によって、マーケティング活動の最適化が可能になり、ビジネス成長への貢献を高める
マーケティングチームとマーケティングデータは、他部門とは大きく特性が異なります。マーケティングデータは、さまざまな異なるプラットフォームから収集する必要があるため、互いにばらばらで一致していません。それらを統合するために、特別なノウハウやスキルが必要で、かつ統合には膨大な時間が必要です。
実際、マーケティング担当者の57%が毎月1週間以上をデータの統合や整合性確認に費やしています。このようなデータの課題のため、投資やパフォーマンス結果を、ステークホルダー間において、統一されたシングルビューで共有できない状態となります。また、リアルタイム性もありません。
Datoramaは、エンドツーエンドのソリューションであり、これらのマーケティング固有の課題を解決するための最も優れたマーケティング・インテリジェンス・プラットフォームです。コーディングではなくクリックするだけで、データの統合・モデリング・調和を図り、データとマーケティングパフォーマンスの透明性を高め、すべてのマーケティングデータを最終的に統合、信頼できる情報源に集約させることができます。
- 補完的な関係で統合されたソリューションによって、マーケティング分析のユースケースを解決する
TableauとDatoramaのインテグレーションにより、2つの主要なプラットフォームを優れた分析ソリューションセットとしてまとめることができました。Datoramaを使用して面倒なデータ統合とデータ管理の課題を解決し、一方で、Tableauをシームレスに利用して、組織内のすべての人、またはチーム全体でマーケティングデータの視覚化と深い探索分析ができます。
DatoramaとTableauの顧客であるVOLVO CARSにとって、これらのデータの課題を解決することが重要でした。EMEAのビジネスおよびマーケティング変革リードであるDENNIS BLYNOは、次のように述べています。「VOLVO CARSでは、チャネル全体で多数のマーケティングデータを管理しているため、データに高い透明性が重要です。DatoramaとTableauのインテグレーションを活用することにより、DatoramaのマーケティングデータをTableauへシームレスに共有できるようになりました。またTableauを利用している代理店パートナーでも深い分析ができるようになりました。そして企業全体に対してマーケティング分析の価値を展開し、全社レベルでの分析力の強化を図ることができるようになりました」
- マーケティング分析を企業全体に合わせる
Tableauは、企業全体のデータ探索と分析に焦点を当てた優れたビジネスインテリジェンス・プラットフォームです。 TableauとDatoramaを組み合わせることで、マーケティングデータの価値が組織全体に広がり、データ・ドリブンの文化が加速し、ビジネス全体において、マーケティングデータと関連づけた探索分析ができるようになります。
AKQAは、グローバルにビジネスを展開するデザイン企業であり、今回のインテグレーション機能のメリットを最大化したいと取り組んでいます。AKQAの分析責任者であるCAMILA BONFANTEは次のように述べています。
「AKQAでは、クライアントのメディア支出のポートフォリオを最適化するために、データにシームレスにアクセスを行なって洞察を得る必要があります。Datoramaを使用することで、クライアントの全てのメディアとマーケティングデータを一元化されたシステムに接続および統合・整備することができました。アナリストの時間の無駄を無くしてクライアントの予算効率も最大化できます。また、Tableauを使用してデータを探索し、高度なデータモデリングも実施しています。今回の新しいDatoramaとTableauの統合により、Datoramaからのクレンジング済みマーケティングデータをTableauの他のデータソースと簡単に統合できます。2つの補完的な製品を組み合わせることで、クライアントへのサービスをより競合優位性の高いものにすることができます。そしてクライアントのビジネスに本当のインパクトを与えることができるようになります。」
DatoramaとTableauを組み合わせることで、ユーザーはベストの組み合わせを手に入れることができます。そして、企業全体のアナリティクスの課題と、マーケティングにおける部門固有の課題を解決することができます。
これからの市場環境では、変化する情勢へ適応しながら、「ニューノーマル」を乗り越え続けていかなくてはなりません。組織全体でデータを活用して洞察を獲得していくことは、今まで以上に重要になっています。
Datorama Integration With Tableauは、DatoramaとTableauの両方のライセンスを持つすべての人が利用できます。
詳しくは:
DatoramaとTableauの統合の詳細については、このYouTubeビデオをご覧になり、Salesforceニュースルームの投稿をご覧ください。
Datoramaの詳細については、datorama.comにアクセスしてください。
Tableauの詳細については、tableau.comにアクセスしてください。
*日本におけるDatorama & Tableau活用事例はこちらです。