Datorama Japan/デートラマジャパン公式ブログ

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効果的なコミュニケーションを促すダッシュボードデザイン

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経済状況が不確実な状態へと変化する中、マーケターの役割も経済状況に伴い変化していきます。企業成長に焦点をおいたプランから、効果的な予算配分とプランニングを実現しつつ、投資対効果を高めるものへの転換が求められています。

私たちは現在不確実な経済状況の真っ只中にいます。その中で進むべき道を照らすのはデータです。しかし、適切なデータを保有することは、必要な解の半分にすぎません。そのデータを効果的に可視化することが必須なのです。

 

データx可視化=気づき・洞察

 

データをただ並べただけのダッシュボードは、予算の効率的配分にはほとんど役立ちません。まず、マーケターの質問に対する答えを提示するダッシュボードを作成すべきです。

 

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インサイトが読み取れるダッシュボードのデザインにすること。それが迅速で的確な意思決定をするために必要となります。

マーケターの質問に答えを提示するページデザインとは?

早速、Datoramaで新しいページを作成し、思いついたアイデアを詰め込みたいところです。しかし、まずは効果的なページ構成を検討しましょう。

最初に、ダッシュボード作成の目的を決定します。誰の何の目的に最適なダッシュボードなのか、そして、どのようなアクションを起こせるのかを考慮しましょう。

第二にそのページが、マーケターのどういった質問に答えを与えるものかを検討します。その際、ダッシュボード作成の目的を常に念頭におき、その目的に沿ったページであるのかを考えます。もしユーザーが、複数ページを往復して閲覧しているなら、それは目的に適したページが作成できていないことを意味します。複数ページを見ないと、ユーザーが欲しい回答を得られないからです。

 

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第三に、ページから質問への回答を得たとして、さらなる質問を抱き、ドリルダウンしてデータの深掘りをする可能性があります。こうした流れも考慮に入れて設計する必要があります。その時にページのデザインばかりを考えるのはやめましょう。むしろ、「時系列でリーチ&フリークエンシーを見たい」「チャネル横断で出稿額と収益の比較がしたい」といった想定質問を検討し、それに答えるページ設計をすべきです。

想定質問と必要なタスクを効果的にリスト化するには、「アナリティクスデザインの基本原則」に立ち返りましょう。これはEdward Tufte (エドワード・タフト)著

「Beautiful Evidence」で述べられている原則です。

  1. 比較・コントラスト・違いを提示すること
  2. 因果関係・メカニズム・説明・システマティックな構造を提示すること
  3. 多変数のデータを提示する:つまり、最低1〜2以上の変数があること
  4. テキスト・数字・画像・図が一体化していること
  5. 事実を説明していること。詳細なタイトル・著者名・スポンサー名を明示し、データソースを開示し、メジャメントの有効範囲を十全に提示し、関連課題も指摘すること
  6. 分析のプレゼンは、質・関連性、そしてコンテンツ全体の統一性いかんで成功も失敗もする

自分のリストをこの基準に照らし合わせてみましょう。もし齟齬があれば修正し、さらなる改善策を考えましょう。

リストを修正する場合、指標ひとつひとつについて時間をかけて詳細に検討する必要はありません。なぜなら、全てが同等の価値を持つとは限らないためです。

例えば、ROASを可視化するならば、CTRに時間をかける必要はありません。CTRが示す数値は、ROASに含有されているからです。混乱を防ぎ、さらなる疑問を抱かせるようなリスクは避けましょう。

効果的にストーリーを読み解けるページ作成

今、皆さんはダッシュボードの作成目的、ページが回答すべき質問、関連想定質問、検討課題などを含んだ系統的なリストを作成できたことでしょう。では、そのリストに沿いつつ、ユーザーが効率的にデータを閲覧し、それぞれの答えを見つけることができるページ設計を考えていきましょう。

セクション:ページを通じて、マーケターが質問の回答を得て、さらに関連質問が想起され、データをドリルダウンすると想定される場合。リッチテキスト、もしくはカスタムウィジェットを活用し、セクションのヘッダーや要素を分割しましょう。

ヘッダースタイル:順序や階層を明確にするには、テキストと他のコンテンツの関連性が明確になるようヘッダーを作成すべきです。

関連性とインタラクティブ性:適切なセクションとヘッダースタイル作成の次は、データを一層活用しやすくする設計をしましょう。インタラクティブフィルターやディメンション/メジャメント切り替えウィジェットなどを活用しましょう。

タイトル:各ウィジェットやセクションの目的を明確にするタイトルをつけます。棒グラフに「棒グラフ」とつけてはいけません。

ブランディング:ユーザーは、マーケティング活動を統合的に把握するためにページを閲覧します。小さめにロゴを入れたり、一部にブランドカラーを使用する以上には、ブランディングは不要です。最小限にとどめましょう。

ページデザイン選択:「タイル」が最も使用されるデザインです。しかし、ウィジェット間の関係性を示すには、「フラット」がおすすめです。背景色を効果的に活用すると、各ウィジェットが際立って見えるでしょう。

 不確実な時代において、確かなことを見つけるためには、マーケター自身が抱く質問に対して迅速かつ的確な答えが得られる環境が必要です。この不安定な状況において、マーケターにとって効率性は至上命題です。今こそ振り返りの時期です。自分たちが持つ質問に回答できるデータがあるのか、ページ設計は適切なのか、誰もが見やすいデザインなのかなど、改めて環境を見直し、改善すべき時です。こうした改善は、この不確実な時代はもちろん将来的にもマーケターがデータドリブンな意思決定をすることに役立つことでしょう。

 

この記事はDatoramaのサクセスアーキテクトのジョシュ・ハリスが執筆したものです。引き続きhttps://datorama.com/jp/をチェックして、最新情報をお読みください。

 

 

 

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