Datoramaはアマゾンが提供するAI音声アシスタント「Alexa」と連携しました。これからは、声で質問し、指示するだけで必要な情報がすぐに手に入ります。
「Ask Datorama Anything(Datoramaになんでも聞いて)」と呼ぶこの機能は、アマゾン「Alexa」を通じて、音声でDatorama上のデータを答えるというもの。ダッシュボードを「見る」から「聞く」へと、ビジネスのスピードを一段上のレベルと導きます。
今年1月に開催されたCESでは、自動車会社各社に搭載が決まるなど、話題を席巻した「Alexa」は、マーケターの「今日、もっともパフォーマンスがいいキャンペーンは?」といった問いに回答。直感的に、マーケティングパフォーマンスを把握でき、問題抽出から次の打ち手の検討、実行までの時間が今まで以上に短縮できるようになります。
また、経営会議など経営陣を前に、ダッシュボードを見せつつ、マーケティングの業績を説明するとき、経営陣から「対前年同期比でのROIは?」という質問が出たら、「Alexa」が的確に答えてくれます。
「Alexa」はあらかじめDatoramaで使う「KPI」「キャンペーン」「Goals」といったマーケティング用語について学習しているので、DatoramaのアカウントとAlexaを連携させれば、すぐに使用可能となります。
マーケティングデータは日々増大し、複雑さも増す中、データは各所に点在するという問題も抱えています。マーケターはそうしたデータを統合し、よりマーケティングに活用しようとしています。Datoramaはそうした点在するデータを一箇所に統合し、唯一無二のデータソースとして、マーケターの皆さんが、簡単に、迅速にデータ活用し、事業判断の迅速化を達成できるようサポートしています。
刻一刻と変化するマーケティングデータだからこそ、スピード感が重要となり、そのスピード感に対応したソリューションが求められています。
この「Alexa」連携で、Datoramaを通じたデータ活用がしやすくなると同時に、一段とスピード感を増すことで、日々のマーケティング活動から次の打ち手作り、そして戦略立案までを一層迅速化していきます。
「Alexa」は残念ながら、今のところ英語のみ対応です。また搭載機器Amazon Echo、Echo dotは日本未発売ですが、今後の発売を期待されています。
「Alexa」へは「Ask Datorama」と話してから、質問します。
例えば:
Q: 「"Ask Datorama: 先週、もっともクリック数の多かったキャンペーンは?」
A: 「『ホリデイ・フリー・シッピング』で8,000クリックです」
こちらはマーケティングの実績に関するレポートを要求しています。
Q: 「"Ask Datorama: 当四半期でROIがもっとも良かったキャンペーンの分析結果を送って」
A: 「質問の可視化レポートはメール送信しました。すぐ手元に届きます」
こちらのビデオでは(英語)、実際に「Alexa」がDatoramaのデータを回答しています(質問者は弊社APACマネージング・ディレクター、ミック・オブライエン)。