戦略的マーケティングに役立つコンテンツマーケティング12のKPI

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ビジネスの成長を促す上で、重要なパートのひとつは、マーケティングに関する適切なKPIを設定することです。クリエイティブであることが重視され、大量のコンテンツを提供するようプレッシャーがかかる中、トップレベルのマーケティング分析レポートではコンテンツマーケティングが軽視されがちです。これは、ボトム・オブ・ファネルまでに至るファネルごとのコンテンツの実績に関するレポートがないためです。しかし、効果測定すべきことは非常に多くあります。

コンテンツマーケティングに関するKPIを適切に設定することで、今後のコンテンツ作成の方向性や、自社のオーディエンスについてよりよく理解することができ、リードやコンバージョンやフォロワーといった主要なマーケティングのゴールを達成できるよう、既存コンテンツを最適化することができます。

KPIを設定して分析すると、コンテンツマーケターとして仕事が実際に楽になるのです。長期的には、エンゲージメントを促すよう最適化されたコンテンツマーケティングマシン、つまりコンテンツカレンダーの作成が、目標の達成にさらに役立つようになるでしょう。

以下の12のKPIは、マーケターのみなさんにはすでにおなじみかと思いますが、ここで改めてまとめてみました。こうして一覧にして、みなさんにハンディに役立てていただければと思っています。

それでは、戦略的マーケティングに役立つコンテンツマーケティング12KPIを以下にご紹介します。

リードジェネレーションに関するKPI

コンテンツを通じて、質の高いリードを生み出します。

1) ウェブサイトのビジター数

コンテンツは実際にどれだけ閲覧されているでしょうか。コンテンツは、訪問者をウェブサイトに導き、素晴らしい製品やサービスを紹介するために、非常に役立ちます。ウェブサイト全体の訪問者数から、最もよく見られているコンテンツをランキングすることができます。獲得チャネルごとに分類し(詳細は後述)、それがどこからアクセスされたかを確認することも忘れないでください。

2) コンバージョン

オンラインセミナの登録用ランディングページを設ける、ブログ登録フォームを追加するなど、コンテンツには訪問者向けの何らかのCTA(コールツーアクション)を必ず含めてください。そうすると、そのコンテンツページでどれだけの人がコンバージョンに至ったかを測定できます。さらに掘り下げて分析したければ、さまざまな種類のアトリビューションモデルを使用することができます。コンテンツがユーザーのランディングページである場合のコンバージョンを含める、サイト回遊中どのようなコンテンツ閲覧しているか、を含めることです。

3) フォロワー数

ソーシャルメディア自体に含まれるもので、どの種類のソートリーダーシップ(業界の意見を先取りするような考え・議論などのこと)がフォロワー獲得に最も結び付いているかを判断することができます。これは、信用を得たりオーディエンスの興味を引いたりするために、どのようなコンテンツを使うのが自分のブランドに最も適しているかを示します。どのような種類のコンテンツや見出しから新しいフォロワーが獲得されたかを分析してみてください。

デモグラフィック属性に関するKPI

オーディエンスがどのような人かをよく理解し、そのオーディエンスに向けてコンテンツを最適化します。

4) デバイス

コンテンツを書くスキルがいくら高くても、ユーザー体験が悪ければ、コンテンツは台無しになりかねません。コンテンツ閲覧に使用されている主なデバイスを分析し、そのすべてで読みやすいコンテンツにしてみましょう。ブラウザのデベロッパーツールにはたいていデバイスシミュレーターが付属しているので、これを活用しない手はありません。デバイスごとに、ランディングページのボタンのコンバージョン率やクリックスルーを調査し、その違いを調べましょう。

5) 地理と言語

オーディエンスの詳細な地理情報には常に気を配ってください。地理と言語のデータを組み合わせると、どこで新しいオーディエンスが見つかるかをよく理解できます。たとえば、あるコンテンツを英語で提供している場合、相当数のユーザーが英語のブラウザでコンテンツを閲覧している非英語圏の国がないかを調査するとよいでしょう。国境を越えてオーディエンスを広げるチャンスを示唆しているかもしれません。

6) 新規ユーザー率

コンテンツをどう記述するべきかのリトマス試験として、新規ユーザー率を活用してみましょう。オーディエンスは、自社ビジネスのことを知っている人々でしょうか、それとも初めて閲覧するのでしょうか。これは、自社や製品や業界についてどのような言葉を使って説明するかに大きく影響します(使っている略語がどのくらい一般的かを見直すのも大切です)。

エンゲージメントに関するKPI

ユーザーのエンゲージメントを高め、何度も訪れてもらえるよう、コンテンツを調整します。

7) 滞在時間

エンゲージメントの高いユーザーは、高い興味を示します。コンテンツのページにユーザーが滞在する平均時間を測定してください。コンテンツが長いのに滞在時間が短い場合には、コンテンツを短くするか、少なくとももう少し興味を引くよう導入部分を変更することを検討した方がよいでしょう。また、期待していたものが得られなかったため滞在時間が非常に短くなっている可能性も考えられます。メールの件名やソーシャルメディアのキャッチコピーを吟味して、メッセージの核心をずばりと表すものにしましょう。もちろん、読者の気を引くことを忘れてはなりません。クリックスルーと滞在時間の釣り合いを高いレベルで取れるよう努力してください。

8) クリック数

リンクは、コンバージョンへの入り口であり、対話への入り口でもあります。サイトにクリック追跡を設定し、CMOの一番の懸案事項に関してコンテンツがどう貢献しているかを測定できるようにしてください。そのクリックは、ブログの読者になるためのものでしょうか。製品のデモを見るためでしょうか。いろいろなクリックから、あるテーマに対するユーザーの興味と会社の製品やサービスに対する興味との間の捉えどころのないつながりを、特定の種類のコンテンツが形成していることが読み取れるかもしれません。

9) スクロール追跡

滞在時間と同じように、サイトにスクロール追跡を設定し、コンテンツをどう開始したら実際にユーザーが先を見てくれるかを理解しましょう。一般的な基準は、「スクロールなし」、「25%」、「50%」、「75%」、「最後までスクロール」です。

リード獲得に関するKPI

コンテンツへと導くのにどのチャネルが最も効果的だったでしょうか。

10) トラフィック全体に占める各チャネルの割合

どのマーケティングチャネルがコンテンツにたどり着く最大のトラフィックを生んでいるでしょうか。既にコンテンツの実績が上がっているチャネルを探し、そのチャネルでのプロモーション活動を倍増して、閲覧数が上がるように施策を実行してみましょう。コンテンツマーケティングでこの点を分析してCPCCPLを下げることで、マーケティング全体のROIを大きく向上することができます。特定のチャネルでコンテンツが好意的に受け入れられている場合には、ターゲットオーディエンスがそこに存在する可能性があります。

11) 参照元パス

参照元パスとは、自分のコンテンツを共有し、自分のサイトへ戻るリンクが含まれているサイトの、実URLです。これは測定指標ではありませんが、他サイトからの高品質のトラフィックを増大させることはSEOのリンク構築にとって非常に重要であり、潜在的なパートナーを探したり署名記事を置くのに適した場所である可能性があります。あるウェブサイトで自分のコンテンツが以前に共有されている場合には、自分が伝えたいことを気に入ってくれているのかもしれません。

12) SEO-ランキングキーワード

コンテンツはどのようなキーワードでランキングされているでしょうか。全てのランキングを調べ、SEOで跳ねたキーワードを抽出するのは難しいかもしれませんが、特定のキーワードの対象となるコンテンツを作成し、そのキーワードをMozBrightedgeHubspotなどのツールで追跡すると、ランキングの向上が期待できるかもしれません。

 

コンテンツマーケティングは、リードを生み、ブランドを作り上げ、オーディエンスを構築するための強力なマーケティングツールになり得ます。コンテンツは、ブランドを巧みに構築できる点や、よりクリエイティブなものが求められる点が独特です。単純に投資すればすぐに効果が上がるというものではありません。この仕事に適切な人を割り当ててこれらのKPIを追跡すると、計り知れないほどコンテンツの成果を拡大することができます。

 

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