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2017年、マーケティングテクノロジーの数はついに5,000越え

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 先日Datoramaも参加したMarTech conferenceで恒例の2017年度版Marketing Technology Landscape が発表されました。

何よりも注目すべきはついにマーケティングテクノロジーの数が5,000超えを記録。全体で5,381ソリューション、4,891企業が登場し、今回からこのランドスケープは「Martech5000」と名付けられました。弊社もマーケティングアナリティクス部門に登場。2015年以来連続となっています。

こちらから高解像度の図がダウンロードできますが、もはや虫眼鏡なしには確認できないような細かさとなっています。

前年度から比較して、ソリューションは39%、企業数では40%増加。一方で、名前が消えた企業はわずか4.7%。2011年にはわずか150が、たった7年で5,000越えとマーケティング・テクノロジー市場は急拡大しています。

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この成長は、マーケターにとって、多くの新しいツールを使って、さらに新しいマーケティング施策を生み出せることを意味しますが、一方で、膨大な数の施策・データ量の管理を求められます。ツールの数だけ施策が、そしてデータが増加し、見るべき管理画面が増えるということです。

マーケティングのROIが求められる中、ますます俯瞰的に施策全体の連携、その効率性を考えていくべき時に、まだまだ各プラットフォームの管理画面からデータをダウンロードし、エクセルにまとめているために、全体を俯瞰して見ることが難しいのが現状です。

また組織的にもチャネルごとに特化しすぎて、統合的な取り組みが難しい組織体制も存在しています。

マーケティングソリューションの数が5,000を超えていく今、様々なツール、プラットフォームに散在しているデータを人海戦術でまとめていくことは、物理的に不可能に近い状況へとなっています。そのまとめる作業に費やされる膨大な工数・人員を考えると、今こそ、システムの力を借りて、自動的にデータを集約していくことが大切になっているのではないでしょうか?

マーケターの方々のワークライフバランス向上のためにも、ますます自動でデータを統合し、レポーティング作業を自動化し、マーケターの方々が分析~インサイトを得るところからスタートできるようにするシステムが求められているのが現状です。

このMartechの記事でも、どれかひとつのプラットフォームでマーケティング施策の全てを実行するより、複数のプラットフォームを中心に、モバイルなどに特化したソリューションを組み合わせるエコシステム作りに全体の動きがシフトしており、マーケティングのプラットフォーム化(platformization of marketing)が起きていると指摘しています。

従来の「様々な機能が組み込まれたシステム」か「ツールの最善な組み合わせ」かの二者択一ではなく、「システム」及び「最善の組み合わせ」と両者を上手く使いこなすことがマーケターに求められています。

その中で、ますます重要性を持つのは、マーケティングデータ、売上、CRMデータなどを自動的に取込・統合し、分析を容易にし、今まで見えなかったデータの組み合わせ、それを通じたインサイトを提供してくれるプラットフォームではないでしょうか?何よりも、マーケター自らがIT部門の手を煩わせることなく、使えることが重要です。自分の欲しい時に欲しいデータを手にする。エクセルとの戦いに終わりを告げ、その時間を全体を俯瞰し、的確なKPIを設定し、次の施策、そしてマーケティング全体の戦略を検討する時間に費やす、そうしたマーケターの皆様の働き方改革を支えるのがマーケティングテクノロジーであり、逆であってはいけないと考えています。