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データ移行を成功させる鍵は?

ADTECH MarTECH BIG DATA

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データをひとつのシステムから他のシステムへ移すこと。これは簡単なことではありません。何よりマーケティングデータが常に変化しているためです。

データ移行のプロセスは課題が多く、大いに頭を悩ます問題です。実際、データ統合の試みは10回に4回近くが失敗すると言われています。 

準備が肝要

マーケティングデータ移行の成否は、適切な準備にかかっています。

データの移行は簡単ではありませんが、昨年、Datoramaが取り組んだ移行は特に複雑なものでした。しかし、あらゆる移行段階について、計画とテストを行うことで、大きな問題なく、移行することができました。テスト段階では、考えうる全てのシナリオを想定して、1ヶ月テストを実行。多くの時間とリソースを割きましたが、しかし、このテストのおかげで、それ以上の細かな修正をする必要はなくなりました。重要なのは、関係者全員がテストの重要性を理解していたことです。 

データ移行に関する課題は、どのプロジェクトでも共通

特定のビジネスにおいては、データ統合に関する特定の課題を抱えており、それにあったソリューションが必要になります。しかし、組織で、別々のテクノロジーを使っている場合、ソース元のシステム内にある膨大なデータの複製や誤字・脱字の修正、全体の直しなどが必要とされ、これはよくあることです。さらに、データとは関係ない問題もあります。統合プロセスに不適な人が関わっている場合や、適切なテストを設計せずに統合を実行する場合です。

 

最初は多くの課題を抱えながらの作業になるでしょう。適切にデータを移行しつつ、不要なデータなどを排除していかなければいけません。

同じように、データ分析を通じて、データソース内に隠れていた情報が明らかになった際も問題がおきます。原因は様々で、ユーザーが間違った場所にデータをおいた場合も、システムそのものに必要なデータフィールドが欠けていることもあります。こうしたエラーを、計画段階で修正することで、データ移行に関する面倒で手間のかかる課題を予め解決しておくことが重要です。

 

もうひとつよくある問題は、人が原因となります。企業内でデータ作成者とユーザー間の共通知識が、IT部門のそれとは異なることです。双方の知識があって、初めて全体像が浮かびあがるのですが、そこに齟齬が生じています。円滑なデータ移行には、関係者全員のコラボレーションが不可欠となってきます。

データ移行の38%が失敗する第一の理由は、テストが少なすぎること、そしてテスト実行が遅すぎることです。この問題は、計画段階で、早期のテストフェーズを設けることで避けることができます。実際のユーザーを交えて、問題をあぶり出していきます。

データ移行の成功は確かな基礎が必要

ほとんどの挑戦は、取り掛かる前に成否が決まります。様々な角度から複雑な作業を準備することも、データ移行を目指す計画そのものも重要です。しかし、事前にデータ移行は避けがたい多くの課題をもたらし、事前にそうした課題解決方法を検討しておくことが、データ移行成功に大きく影響します。

 

誰もが素早くデータ移行をしたいと考えますが、これまでの経験から言えるのは、データ移行初期に十分な時間と熟慮をすること、それが、最後に報われるということです。